Mottainai Kids Green Project
わたしたちの手から、緑が生まれる。
育った木は、わたしたちの誇りです。
わたしたちは、多くの森林が失われていくのを見てきました。植物や動物が育たず、果実も失われてきました。
木を植えれば、土地が荒れることを防げます。森には、鳥や小さな動物たちももどってきます。
木を植えることは、地球をまもることです。
日本には「もったいない」という素晴らしい文化があります。
それは、「物をムダにしないで大切にしましょう、動物や植物など命あるものを大切にしましょう」という、やさしいおもいやりの心です。
わたしは世界に向けてこの言葉を伝えていきます。世界中の人びとに「もったいない」の心を届けることができたら、みなさんの世代よりもっと先の世代まで、美しい緑の地球を残すことができるでしょう。 -ワンガリ・マータイ-
ワンガリ・マータイ氏(1940年4月1日-2011年9月25日)
1960年に渡米し、ピッツバーグ大学で修士号、ナイロビ大学で博士号(獣医学)を取得し、1971年にはナイロビ大学教授に就任。1977年から植林に労賃を支払うことで農家の女性の生活や社会的地位の向上を目指す草の根運動「グリーンベルト運動」に取り組み、これまでケニア全土に4000万本以上の木を植えた。2004年12月10日、「持続可能な開発、民主主義と平和への貢献」により、環境分野の活動家およびアフリカ人女性として史上初のノーベル平和賞を受賞。2009年12月には国連平和大使に就任。日本の「もったいない」精神を世界に発信。
「もったいないkids植林プロジェクト」とは、 NPO法人 水と緑の環境フォーラムが取り組んでいる植樹活動です。2006年に活動を開始し、こどもたちと共に全国で植樹を続けています。
2011年11月27日に子どもたちとドングリから苗をつくるというところから始めた都立小峰公園での植樹活動に対して、第50回東京都公園協会賞 優秀賞をいただきました。これまでの活動を支えてくださったみなさまに感謝申し上げます、本当にありがとうございました。
8月27日
第13回 森づくりプログラム~命はぐくむ森をつくろう
-都立小峰公園-
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